我が家の玄関の鍵は、数年前に防犯対策でディンプルキーに交換しました。ピッキングに強いと聞いて安心していたのですが、先日、うっかり鍵を一本紛失してしまいそうになる出来事があり、これを機に予備の合鍵を作っておこうと思い立ちました。とはいえ、ディンプルキーの合鍵って、どこで作れるのか、いくらくらいかかるのか、正直よく分かりません。とりあえず、近所の昔ながらの合鍵屋さんに行ってみましたが、「うちはディンプルキーはやってないんですよ」とあっさり断られてしまいました。やはり、普通の鍵とは違うんだなと実感。次に、少し大きめのホームセンターの合鍵コーナーへ。ここなら大丈夫だろうと思ったのですが、店員さんに見せると、「あー、これはメーカー登録が必要なタイプですね。うちでは作れません。メーカーさんに直接依頼してください」とのこと。なんと、私の持っていた鍵は、セキュリティカードがないと合鍵が作れないタイプだったのです。正直、ちょっと面倒だなと思いましたが、防犯のためなら仕方ありません。家に帰り、鍵メーカーのウェブサイトを調べてみました。サイトには合鍵作成の申し込みフォームがあり、そこに鍵番号や個人情報、そしてセキュリティカードに記載された番号を入力するようになっていました。手続き自体は思ったより簡単でしたが、問題は費用と日数です。ウェブサイトによると、合鍵一本の値段が送料込みで5000円近く!しかも、手元に届くまでには2週間から3週間かかるとのこと。うーん、高いし時間もかかる…。でも、背に腹は代えられません。これも安心料だと自分に言い聞かせ、申し込みを済ませました。そして待つこと約3週間。ようやくメーカーから書留郵便で合鍵が届きました。見た目は元の鍵と全く同じ。早速、玄関の鍵穴に差し込んでみると…おお、スムーズに回る!ちゃんと使えました。当たり前かもしれませんが、やはりメーカー純正は精度が違うなと感心しました。今回の経験で学んだのは、ディンプルキーの合鍵作成は、鍵の種類によって方法や費用、日数が大きく異なるということです。特にメーカー登録システム付きの場合は、手間も費用もかかりますが、それだけセキュリティが高いということの裏返しなのだと理解しました。もしこれからディンプルキーの合鍵を作る方がいたら、まずは自分の鍵のタイプを確認し、適切な依頼先を選ぶことをお勧めします。
ディンプルキー合鍵作成体験レポート